車中泊に向いてるポータブルバッテリー「エコフローリバー2プロ」レビュー

釣りや写真撮影での待ち時間に炊飯や暖房や照明用に、コンパクトで軽バンに向いてるecofolowの「RIVER2 PRO」を購入しました。1ヶ月使って感じたことをお伝えします。

この記事の内容

車中泊に向いてるポータブルバッテリー「エコフローリバー2プロ」レビュー

River2シリーズは3タイプで一番容量が大きい「REVIR2 PRO」を購入しました。電気毛布やコタツを長時間使うことを想定して、容量が768Whで最大1000Wを使える「PRO」にしました。

エコフローリバー2プロの主な特徴

エコフローリバー2プロはAmazonで検索しても出てきません、Ecoflowのホームページで在庫切れとありました。数日後にAmazonで検索したら、販売されており即買い(定価88000円)しました。
購入後約1ヶ月使って感じたことをお伝えします。

エコフローリバー2プロの特徴
  • XーBoostをオンで最大1000Wの家電が使える
  • 100%まで70分の圧倒的な充電スピード
  • 充放電サイクル3000回で約10年間使用できる
  • バッテリー管理システム(BMS)を採用、バッテリーの寿命を伸ばす
  • アウトドアで使いやすい7.8Kgの軽量設計
  • 停電時も安心のEPS機能搭載
  • AC、カーバッテリー、USB-C、ソーラー入力で4通りの充電ができる
  • 5年保証
  • スマートホンからのリモート管理とモニタリングができる

詳細はEcoflowのホームページはこちら

使った感想

使った感想
  • 思ったよりコンパクトで小さい
  • スマートホンから各種設定とON/OFF操作ができて便利
  • カーバッテリーからインバーターでAC充電できる
  • アダプター内蔵で電源ケーブルだけで接続できる
  • XーBoostをONで1200Wのセラミックファンヒーターが使える
  • 電気ケトル1250Wは使えない
  • 車中泊で就寝中に冷却FANが回り眼が覚める
  • 冷却口から中の回路が丸見えで埃、水などが入りそう
  • 取っ手が後ろにあるので、持ち上げるのにバランスが悪く、本体の下角に擦り傷がつき易い

思ったよりコンパクトで小さい

スマートホンから各種設定とON/OFF操作ができる

車中泊の時、冷却ファンが回ると音がするので、寝る場所からすこし離れたところにおいても、スマホからON・OFF操作や設定ができます。

XーBoostをONで最大1000Wの家電が使える

気になるのは、どの家電が使えるの!?と思います、ヒーターが付いている家電でセラミックファンヒーターや布団乾燥機電気ケトルなどをXーBoost ONでテストしました。

定格消費電力は表示してありますが、実際に使ってみると表示より少ない場合が多く、1200Wであっても使えるのがあります。

テスト家電結果(XーBoost ON)
YAMAZENのセラミックファンヒーター1200W「◯」強風ターボーモードで約800Wを消費し使用可
SANYOのセラミックファンヒーター1200W「◯」強風温度モードで約880Wを消費し使用可
T-FAL 電子ケトル1250W「❌」約950WでACスイッチがOFF、使えない
パナソニックの布団乾燥機540w「◯」約550wの消費で使用可
TESCOMヘヤードライヤー1200w「◯」DRYでターボモードで約850Wを消費し使用可能

テストしている地域は九州(西日本)で60Hzです、50Hzの地区では違う結果が出るかもしれません。

  • YAMAZENのセラミックファンヒーター1200Wを風力強でターボにした状態で、約800Wの消費で使えました。
  • SANYOのセラミックファンヒーター1200W風力と温度を強にした状態で、約880Wでターボの消費で使えました。
  • T-FAL 電子ケトル1250Wは消費電力950Wを表示して20秒ほどで停止して、使えませんでした。
  • パナソニックの布団乾燥機540wは消費電力は約550Wで使えました。
  • TESCOMのヘヤードラーヤー1200WはDRYでターボモードで約840Wの消費で使えました。

冷却口から中の回路が丸見え

冷却口は右側の吸気口からは電気回路が見えます、野外での雨や水また埃などが侵入し、漏電する心配があるので注意が必要です。

持ち上げたり下ろしたバランスが悪い

取っ手が後部にあり、片手でゆっくり持ち上げると、地面や床をするので傷がつき易い、両手で持つことをお勧めします。

充電時間が速い

充電時間は初期容量28%で100%までの充電時間は約55分の表示で、ほぼ表示通りの時間で充電されました、充電が速い!

充電方法は4つ

このバッテリーは充電方法が4つあります、充電の方法をいろいろ選べるのはいいですね。

接続方法入力ワット数
USB-C充電最大100W
AC充電(家庭でのコンセント)最大940W
AC充電(カーバッテリーにインバーター接続)インバーターの性能による
ソーラー充電最大220W
シガーソケット充電最大100W

ポータブル電源は60〜80%で保管するのがベストで、0%での保管はバッテリーを痛めて寿命が落ちるようです。

冷却FANの音が大きい

普段、起きている時はさほど気になりませんが、電気毛布をつけて寝ている時など、急にファンが回り出して目を覚まします。寝ている時は騒音計で35dB、FANが回ると64dB(FANから10cm)になります。車中泊などで使う場合は運転席など、寝る場所からすこし離れたところに置くようにしたほうがいいです。

PSEマークがない

電気用品安全法で定める、PSEマークとはProduct+Safety+Electrical appliance & materialsの頭文字で、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。

電気保安協会より出典



なぜPSEマークがないポータブル電源を「売ったり、輸入してるの!?」疑問を調べてみました、

経産省のQ&Aにありました、「ポータブル電源は電気用品安全法の規制対象外」だそうです。
理由は蓄電の出力は原理上「直流」に限られており、交流が出力できるポータブル電源は蓄電池に該当しないため。
ポータブル電源は規制対象外で、モバイルバッテリーは対象品です。

なんだかこじつけのような腑に落ちないところはあります、モバイルバッテリーが発火した事例があります、構造的には同じ構造の部分もあると思うので少し心配です。

【ホータブル電源充電時の注意すること】

  • タコ足配線からの充電ではなく壁のコンセントから充電する。
  • 不在時の充電は避ける。

ポータブル電源の事故事例は注意が必要ですね!

まとめ

わたしは朝や夕方の釣りや写真撮影で使います、1・2泊くらいの車中泊には十分なサイズです。

特に買って良かったと感じたのは、軽バンの車内でバッテリーを移動させるため、モニターが見えない位置でも、スマホでON・OFF できるのがいいです。

この商品はより安全なリン酸鉄を使用しているので安心できると思います。ただ、冷却口からの埃や水など侵入には十分注意が必要です。

satocon

はい、いかがだったでしょうか「エコフローリバー2プロ」ポータブル電源のレビュー参考になったでしょうか。

★おすすめのポータブルバッテリー「EcoFlow RIVER2 Pro(768Wh)」

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Ecoflowのホームページはこちら

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