アジングリール「 ソアレBB C2000SSPG」詳細レビュー

アジングやチニングに使っています、豆アジからチヌ40cmまで釣れました。このリールを選んだのは「ドラグの微調整」や「ギヤ比4.3と小さく」でワームをゆっくり引いてこれるところです。

アジングに適した使いやすいリールです、良かった点、気になる点を紹介します。

この記事の内容

アジングリール「 ソアレBB C2000SSPG」詳細レビュー

スペック・技術特性

回転レスポンスを損なうことなく防水性能を高めた『CORE PROTECT』をはじめ、低ドラグ域で微調整が効くアジング専用ドラグ、なめらかな巻きごこちが持続する『HAGANEギア』など、ハイエンドモデルの高級感と機能が息づくNEWソアレBB。

シマノ社ホームページより引用
<スペック><技術特性>
ギヤ比:4.3
ドラグ力:実用1kg/最大3kg
自重:200g
PEライン:0.6-140m、0.8-100m
最大巻上長:57cm
ハンドル長:40mm
ベアリング/ローラー数:5個/1個
本体価格:16,800-
①ソアレBB専用スプール&カラーリングギア
②ワンピースベール
③アジング用ドラグ
④X-SHIP
⑤Gフリーボディ
⑥HAGANE
写真・仕様データはシマノ社ホームページより引用しました。

ソアレBBの良かった点

①ギヤ比が小さく、ワームをゆっくり引ける

ギヤ比(4.3)はリールの中では最も小さい値です。このリールはハンドル1回転での57cm巻き量も小さく、ワームがゆっくり引いて魚にアピールできるのがいいですね。

ソアレBBC2000SSPGギヤ比

②ドラグが微調整できてアジの口切れが少ない

細いラインを使用するアジングに威力を発揮します。口切れしやすい時はドラグを緩める、アジのサイズが大きい場合は締めるなど、アジのサイズにあわせてドラグを細かく調整できます。
フックした時ドラグが効きラインに負荷が掛からないで、アジの口切れが減り、安心してフックができます。

ソアレBBC2000SSPGドラグノブ

【ドラグ力変化の比較調査】(参考データ)
調査方法はリールに巻いたラインにバネばかりをつなぎ、手でドラグノブを締めて回らなくなる所を「0」として、ラインを引っ張ってスプールが回り出す時の力を半回転毎に測定しました。

ドラグ力の変化の比較
※ドラグ力は多少個体差がありますので、戻す回転数で異なるかもしれませんので了解ください。

③リールの重さが実測208gで軽い

アジングやチニングは長時間持ってキャストするので重いと持ち疲れします。ロッドスタンド付けて実測で208g、ロッドの重さが70gでセット重量が278gです。高級品を買えば、軽いロッドやリールは手に入りますが、総重量が300g以下であれば腕や肘に負担なく使えます。リールやロッドは、1万前後のもので十分使えます。

ソアレBBC2000SSPG重さ

④PEラインの0.4-150mがピタリ巻ける

ARMORED F+ Pro0.4-150mは他のPEラインより太めでしたが、0.4-150mをスプールエッジの角、丁度に巻けました。ただし、同じPE0.4号でも太さ(線径)が製品ごとに微妙に違います、よく確認して選んでください。

ソアレBBC2000SSPGスプール

ソアレBBの気になる点

①巻心地がすこしコロコロ感がある

ハンドルのガタ感はなく、巻き始めが軽くそのまま同じ重さで巻ける感じです。しかし、カタログ通りのなめらかな巻き心地ではなく、少しコロコロ感があります。セドナC2000の方が滑らかに感じます。個体差なのかもしれません。

ソアレBBC2000SSPGベアリング

②スプールの角が鋭角で傷や打痕が付きやすい

細いラインを使う場合はスプール部の傷はラインを痛めたり、ラインの出が悪くなりますので、注意が必要です。釣行時も直置きしないようにしていますが、他のリールですが風で倒れた時に大きな打痕が付いてしまいました、R形状の方がダメージは少ないように思います。ちなみにDaiwa製の月下美人はR形状です。

その他感想

一体ベールはトラブルなし

ワンピースベールで段差がなく、PE0.4号の細いラインでもトラブルなく使っています。

ソアレBBC2000SSPGベール

ライントラブルはリールだけの問題ではなく、風の強い時などキャスト後の糸ふけが原因になることが多いです、リールを巻く際に糸ふけを取って巻けば、ほぼライントラブルは防げます。

このリールでの釣果

ロッドはソアレTT AJING S64UL-Sにこのリールを使っています、尺アジの強い引きもドラグ調整でしのげ、寄せて来れます。

ソアレBBC2000SSPG釣果

まとめ

良かった点

ドラグの微調整できアジのサイズにあわせてドラグを細かく調整できる。フックした時ドラグが効き、ラインに負荷が掛からない、アジの口切れが減り、安心してフックができる。最大巻き上長が57cmでゆっくり巻けてアジにアピールできます。

気になる点

シマノ製のスプールは角が鋭角で、ぶつけたりするとキズや打痕が付きやすい、アジングは特に細いラインを使うので、キャスト時にPEラインを傷める心配があります
キズや打痕がついたら細かいペーパーヤスリ#2000番で打痕を落として使っています。

satocon

以上、アジングリール「 ソアレBB C2000SSPG」詳細レビューの紹介でした、読者の参考になればと思います。記事を読んでいただきありがとうございます。

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